【MWC 2010 Vol.16】ドコモ、NECのLTEコンセプト端末などによるデモを実施
エンタープライズ
モバイルBIZ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【MWC 2010 Vol.15:動画】東芝製スマートフォン「TG02」をチェック!
-
【MWC 2010 Vol.11】LG、小型のフルタッチ携帯「LG mini」や動作するAtom搭載端末

同社は今年末までにLTEの商用サービスを開始する予定で、当初はFOMA用に合計20MHzを割り当てられている2GHz帯の周波数の一部をLTEに転用することで展開を図る。LTEサービスの詳細についてはまだ明らかにしていないが、端末は「カテゴリ3」と呼ばれる仕様のものを当初から利用することが決まっている。カテゴリ3の端末は、周波数帯域5MHzで下り最大37.5Mbps、10MHzで同75Mbps、15・20MHzで同100Mbpsの通信が可能で、将来的にすべての帯域がLTE用に使われた場合、現在の光ファイバー並みの通信速度がモバイルで実現されることになる。NTTドコモのブースでは、カテゴリ3に対応したExpressCard型の端末が実働している様子が紹介された。
また、最大通信速度の高速化だけではなく、通信を開始してから実際にデータが流れ始めるまでの遅延が大幅に短縮されるのもLTEのメリットで、リモートデスクトップのような用途で使用感の向上が期待できる。今回の展示では、NECが制作したAndroid搭載LTE端末のコンセプトモデルを利用し、LTEネットワークを介してWindows PCに接続するデモンストレーションが行われた。
《日高彰》
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
【MWC 2010 Vol.15:動画】東芝製スマートフォン「TG02」をチェック!
エンタープライズ -
【MWC 2010 Vol.11】LG、小型のフルタッチ携帯「LG mini」や動作するAtom搭載端末
エンタープライズ -
【MWC 2010 Vol.10】大規模なインターフェイス変更——Windows Phone 7
エンタープライズ -
【MWC 2010 Vol.7】ソニー・エリクソン、大幅な小型化を図ったAndroid端末「Xperia X10 mini」
エンタープライズ -
【MWC 2010 Vol.4】Huawei、Android 2.1搭載のスマートフォンを複数発表
エンタープライズ -
【MWC 2010 Vol.1】Samsung、badaスマートフォンの初号機「Wave」を発表
エンタープライズ