法政大とBIGLOBE、CGMを活用した屋内地図サービス「masala」ベータ版の提供を開始 | RBB TODAY

法政大とBIGLOBE、CGMを活用した屋内地図サービス「masala」ベータ版の提供を開始

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 法政大学とNECビッグローブは24日、CGMを活用した屋内地図サービス「masala」ベータ版の提供を開始した。

 「masala(マサラ)」ではインターネット上の地図情報と連動し、建物内のフロア情報や店舗情報などをCGM型で編集・閲覧することが可能。ベータ版では、法政大学小金井キャンパス西館のフロアマップやフロア内施設を閲覧でき、PCからは口コミ投稿が可能なほか、スマートフォンでは、施設内の特定ポイントの写真を閲覧する際に、端末の向きにあわせた360°表示を実現した。今後は、デパートや駅、公共施設等など、一般の利用者が参加しやすい施設情報の充実を図っていく予定。

 このサービスは、法政大学情報科学部の藤田悟教授を中心とした大学院生とBIGLOBEのポータル事業担当者で構成された新サービス創出プロジェクトにより開発された。この共同プロジェクトは、文部科学省「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」の一環として、2009年10月よりインターネット上での新サービス創出を目指してスタート。

 今後BIGLOBEは、ベータ版サービスの事業化を検討し、法政大学では開発のプロセス自体を教育プログラムとして活用するとのこと。このプロジェクトは3年間継続する予定で、半年単位であらたなテーマを設定して、今後も新サービス創出に取り組んでいくという。本プロジェクトを共同で推進することで、iPhoneやandroid端末といったスマートフォン向けのサービス、GPSや加速度計などセンサーを活用したサービスの開発を進める予定。

《冨岡晶》

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