日本のダウンロードトラヒック総量、“約40%増”ペースが続く 〜 総務省調べ
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協力ISPは、「インターネットイニシアティブ(IIJ)」「NTTコミュニケーションズ」「ケイ・オプティコム」「KDDI」「ソフトバンクBB」「ソフトバンクテレコム」の6社7ネットワーク。
2009年11月時点の我が国のブロードバンドサービス契約者のダウンロードトラヒック総量は、推定で約1.23T(テラ)bpsであり、この1年間で約1.4倍(37.9%増)となった。ちなみに前回調査(2009年5月)の総量は1.23Tbps。このときも前年よりほぼ40%増であり、今回も同じペースで増加したこととなる。
また総務省調査の「ブロードバンドサービスの契約数等」をもとに算出した、1契約当たりの平均ダウンロードトラヒック量は、推計で約40.5kbpsとなり、前回より2.7kbps増となった。これも2006年より増加傾向が続いているとのこと。ISP同士で交換されるトラヒックのうち、国外ISPから協力ISPに流入するトラヒックも、増加傾向が強まっており、今回の集計では、前回より35.1Gbps増の、推計約213.1Gbpsとなった。
なお同調査では、ブロードバンド契約者及びその他の契約者のトラヒックについて総量を推定し、ダウンロードとアップロードをそれぞれ足し合わせ、我が国の「カスタマートラヒック」総量として推定している。これによると、我が国のカスタマートラヒック総量(月間平均)は、ダウンロードが2087.9Gbps、アップロードが1905.9Gbpsと推定されるという。
《冨岡晶》
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