スターティアラボ、電子ブック作成ソフト「ActiBook」に「ペン機能・切り出し機能」を追加
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電子ブック作成ソフト「ActiBook」は、商品カタログや書籍、雑誌などの紙媒体を簡単に電子ブックへと変換し、WEB上で閲覧できるようにする製品。作成した電子ブックは販売・無料配布することも可能。今回あらたに追加された「ペン機能」「切り出し機能」は、閲覧中の電子ブックに直接文字や線が引け、また画像を始めとする必要な個所を自由に切り出し(トリミング)ができる新機能となる。これにより電子ブック上で興味のある文章にペンでチェックをつけたり、欲しい画像を個別に切り取りスクラップブックを作成するなどが可能となった。
同社によれば、特に切り出し機能に関して、商品カタログメーカーからの要望がきっかけとなったという。これまで商品カタログの販売代理店では、カタログ掲載商品の画像が必要な際に、直接カタログメーカーに画像の送付を依頼する必要があった。しかし新機能が追加されたことより、カタログメーカーは商品カタログをActiBookによりデジタルカタログ化するだけで、販売代理店はいつでも好きなときに画像を入手することが可能になり、またカタログメーカーにおいても業務時間の削減が実現されるとのこと。
スターティアラボでは、本機能の提供開始により、カタログを制作している企業へのアプローチを強めるとともに、今後もさまざまな新機能を追加する予定。なお『Digit@link ActiBook(デジタリンクアクティブック)』は初期費用150万円(税抜)。制作冊数やページ数、保存用サーバなどにかかる追加費用は無く、何冊・何ページでも制作可能。小学館、角川グループパブリッシングなど出版社を中心に500社以上が採用している。今後米Apple社の携帯電話端末iPhone、新型タブレット型端末「iPad(アイパッド)」への対応が予定されている。
《冨岡晶》
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