ロジテック、天然木採用の外付けDVDスーパーマルチ

　ロジテックは4日、DVDスーパーマルチドライブ「LDR-PME8U2LWシリーズ」、USB2.0外付けHDD「LHD-EN1000U2HLW」を発表。同社直販サイト限定で発売を開始した。価格は、LDR-PME8U2LWシリーズが7,980円、LHD-EN1000U2HLWが11,800円。

　どちらもロジテック・プレミアムシリーズ「凛」の第1弾。DVDスーパーマルチは、「天然木天板モデル」、「アルミニウム天板モデル」の2種類。天然木天板モデルは、その名のとおり天板に天然木を採用し、温かみや自然な質感を追求した。加工は「縫える木」を開発したゼロワンプロダクツ社に依頼したという。木目、色味が一つとして同じものはないため、「世界に一つの自分だけの製品」とうたう。カラーはナチュラルエボニー/ナチュラルウォールナットの2色。

　アルミニウム天板モデルは、輝く鏡面仕上げと鮮やかな色づけを追求。加工は土井特殊鍍金（めっき）工業が担当した。カラーはダークグリーン/ディープパープル/リッチブラウン/シャンパンゴールドの4色。

　本体サイズ、重さは共通で、幅136.5×高さ19.2×奥行き143mm、約300g。ネットブックなどに最適なコンパクトサイズとなっている。USBケーブルは本体内に収容可能で、給電はUSBバスパワー。8倍速動作に対応し、視聴・ライティングソフトの「TotalMedia Extreme」をバンドルした。なお、DVD/CDブートにも対応する。対応OSは、Windows 7/Vista/XP、Mac OS X。

　LHD-EN1000U2HLWは、静音性と省電力性を重視した1TBのUSB2.0外付けHDD。通常の製品よりも静音性を高め、約27.5dBとした。PCのみならず、HDD対応テレビやPS3への接続など、リビング使用を見込む。本体サイズは幅35×高さ120×奥行き183mm、重さは850g。

　なお、木を用いたデジタルデバイスには、CEATEC JAPAN 2009にNTTドコモが参考出展した携帯電話の試作機「TOUCH WOOD」（シャープ「SH-04A」ベース）などもある。この試作機では、国産間伐材（ヒノキ）を使用し、オリンパスの三次元圧縮成形加工技術を採用した。