NECネッツSIら、音声コミュニケーションが可能なデジタルサイネージを開発
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      この新たなデジタルサイネージ(Digital Signage:電子看板・情報表示板)ソリューションでは、従来、文字や映像による情報発信が主体であったデジタルサイネージに、音声によるコミュニケーション機能が付加されている。ビズライト・テクノロジーが開発した、簡易な操作性と双方向情報検索のインタラクティブ性とを兼ね備えたデジタルサイネージ「Furelo」と、NECネッツエスアイのSaaS型音声サービス「プレミアボイスサービス」との連携により実現した。これにより、利用者の携帯電話へ音声による情報配信や、情報提供者と利用者とのダイレクトなコミュニケーションなどが可能とのこと。
「Furelo」はUIにFlashを採用、光学式タッチパネル/フルハイビジョン液晶ディスプレイ(高輝度タイプ)を搭載し、2次元バーコードまたはFeliCaを利用することによる携帯電話への情報転送などが可能。「プレミアボイスサービス」は、Call Record(録音)、Conference(電話会議)、Broadcast(一斉同報)、Text To Speech(音声のテキスト変換)、Call Control(2者間通話制御)などに対応したシステムで、映像の表示に音声(電話)というコミュニケーション手段を加えることで、利用者に対する情報伝達効果向上が期待できるという。
本ソリューションにより、複合商業施設等では、店舗情報、割引クーポン等について、文字情報のみならず利用者への音声配信によりプッシュ型のPRが可能になる他、利用者にとってもリアルタイムな情報取得が可能となる。また、地方自治体においても、登録した住民への音声配信により、行政サービスや災害情報などがより迅速に浸透する等の効果が見込めるという。さらに文字情報(テキスト)を音声に変換する機能も付加されており、お年寄りや目の不自由な人にも利用しやすいシステムとのこと。3社は、インタラクティブ・デジタルサイネージソリューションを複合商業施設や駅構内、ホテル、空港、病院等の他、地方自治体など官公庁関連施設への導入に向けて販売活動を開始したとのこと。3社は本ソリューションについて、初年度3億円、2012年度10億円の売上を目指す。なお、標準価格は約300万円/1システムの予定。
《冨岡晶》
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