カシオ、最大1,000コマ/秒の動画も撮影可能な高速デジカメ

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2010.3.9（火）20:04

　カシオは9日、コンパクトデジタルカメラの新製品として「EX-FH100」を発表。4月9日から発売する。価格はオープンで、予想実売価格は45,000円前後。カラーはブラック/シルバー。

　同製品は、同社が「HIGH SPEED EXILIM」として展開するモデルの新製品。連写モードの場合、900万画素の高精細画像で最大40枚/秒のスピードで、30枚まで撮影が可能。加えて「パスト連写」を用いた際には、シャッターを半押ししている状態で画像の記録が開始されることから、撮影のタイミングが遅れた場合も決定的瞬間を逃さないとうたう。

　動画にも高速性を適用。1,000コマ/秒、420コマ/秒、240コマ/秒、120コマ/秒の高速な4段階で動画撮影が行なえる。また、通常の30コマ/秒の動画撮影中に、ボタン一つで240コマ/秒や120コマ/秒の高速撮影に切り替え可能なモードを備えた。本モードにより、超スロー撮影を楽しめるという。

　動画は最大ハイビジョン（1,280×720ピクセル）まで対応し、保存形式はAVI（Motion JPEG準拠）。専用の「ムービーボタン」を搭載した。そのほか、1回の撮影で標準・明るめ・暗めの被写体にあわせた3枚の画像を高速連写し、本体内で1枚に合成する「ハイスピードライティング」などを装備する。

　裏面照射型のCMOSセンサーを採用し、画質の向上を図った。有効画素数は1,010万画素、焦点距離は35mm判換算で約24〜240mmで光学ズームは10倍、デジタルズームは4倍。静止画保存形式はJPE/RAW。内蔵メモリは85.9MB、外部対応メディアはSD/SDHCカード（Eye-Fiカードも対応）。液晶ディスプレイは3型。インターフェースはUSB/AV/ミニHDMIなど。本体サイズは幅105×高さ63.2×29.9mm、重さは約227g（バッテリ/カード含む）。

《小口》