3PAR、ストレージ管理ソフト「3PAR Adaptive Optimization」発表 〜 InServ搭載ディスクにSSD追加も
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米3PAR(スリーパー)の日本法人である3PARは16日、ストレージ管理ソフトウェアの新製品「3PAR Adaptive Optimization」を発表した。
「3PAR Adaptive Optimization」は、論理ボリューム容量以下レベルでのストレージ階層化を、自律的に実行するソフトとなっており、同社ストレージサーバ製品の3PAR InServ Fクラス またはTクラスに搭載される。3PARは大規模ハイエンドストレージ・ベンダーとして初めてストレージの「自律的な」ストレージ階層化ソフトを市場投入したことになるという。またInServ各モデルの搭載ディスクとして、新たにSTEC社製SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)が追加された。主な対象ユーザーは、大企業ならびにクラウドデータセンター事業者。InServストレージサーバに、新発表の3PAR Adaptive Optimizationソフトウェアと3PAR SSDを搭載した場合、ファイバーチャンネル(FC)単体構成の場合と比較して約30%も低いコストで、FCと同じサービスレベルを達成できるとのこと。
「3PAR Adaptive Optimization」には、特定のパフォーマンスやコスト設定に応じてプロファイル内データ移動にバイアス(変数)をかけることができる「QoSグラディエント」機能が含まれており、ある特定のQoSグラディエントの設定により、任意のストレージタイプへのデータ移動を高速化/低速化でき。InServストレージサーバ上の異なるストレージ階層(SSD、FC、エンタープライズSATA)を1つのボリュームとして再構成、効率的な運用を可能とする。ボリューム以下の細かさでデータを移動できる内蔵エンジン、高性能のSSDリソースをアーキテクチャ上の全コントローラ、CPU、ポート間に分散しバランスをとるMesh-Activeクラスタとワイドストライピング、SSD向けに機能強化された、ストレージ階層化用のキャッシング・アーキテクチャ、そして豊富な履歴レポート機能に対応した。
STECのテクニカル・マーケティング担当ヴァイス・プレジデントであるScott Stetzer氏は「SSDテクノロジーは、限られた二酸化炭素排出量のなかで群を抜くパフォーマンスを引き出すのみならず、ストレージ階層化のパラダイムを考え直すきっかけを業界全体に与えてくれました。3PARのAdaptive Optimizationとエネルギー効率の優れた同社の『グリーンな』ストレージ・アレイに、STECの最先端のSSDテクノロジーを組み合わせることで、パフォーマンスとコストの双方を最適化できる、非常に革新的なアプローチを見出すことができました」とのコメントを寄せている。
3PAR Adaptive Optimizationソフトウェアは同日より受注を開始、参考価格は1,400ドルから。使用には3PAR System Reporterソフトウェア(ヴァージョン2.7以上)が必要となる。また3PAR InServストレージサーバへのSSDの導入は2010年4〜6月期に開始の予定。最新の3PAR InForm OSを搭載するInServストレージサーバ(FクラスならびにTクラス)が対象となる。
「3PAR Adaptive Optimization」は、論理ボリューム容量以下レベルでのストレージ階層化を、自律的に実行するソフトとなっており、同社ストレージサーバ製品の3PAR InServ Fクラス またはTクラスに搭載される。3PARは大規模ハイエンドストレージ・ベンダーとして初めてストレージの「自律的な」ストレージ階層化ソフトを市場投入したことになるという。またInServ各モデルの搭載ディスクとして、新たにSTEC社製SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)が追加された。主な対象ユーザーは、大企業ならびにクラウドデータセンター事業者。InServストレージサーバに、新発表の3PAR Adaptive Optimizationソフトウェアと3PAR SSDを搭載した場合、ファイバーチャンネル(FC)単体構成の場合と比較して約30%も低いコストで、FCと同じサービスレベルを達成できるとのこと。
「3PAR Adaptive Optimization」には、特定のパフォーマンスやコスト設定に応じてプロファイル内データ移動にバイアス(変数)をかけることができる「QoSグラディエント」機能が含まれており、ある特定のQoSグラディエントの設定により、任意のストレージタイプへのデータ移動を高速化/低速化でき。InServストレージサーバ上の異なるストレージ階層(SSD、FC、エンタープライズSATA)を1つのボリュームとして再構成、効率的な運用を可能とする。ボリューム以下の細かさでデータを移動できる内蔵エンジン、高性能のSSDリソースをアーキテクチャ上の全コントローラ、CPU、ポート間に分散しバランスをとるMesh-Activeクラスタとワイドストライピング、SSD向けに機能強化された、ストレージ階層化用のキャッシング・アーキテクチャ、そして豊富な履歴レポート機能に対応した。
STECのテクニカル・マーケティング担当ヴァイス・プレジデントであるScott Stetzer氏は「SSDテクノロジーは、限られた二酸化炭素排出量のなかで群を抜くパフォーマンスを引き出すのみならず、ストレージ階層化のパラダイムを考え直すきっかけを業界全体に与えてくれました。3PARのAdaptive Optimizationとエネルギー効率の優れた同社の『グリーンな』ストレージ・アレイに、STECの最先端のSSDテクノロジーを組み合わせることで、パフォーマンスとコストの双方を最適化できる、非常に革新的なアプローチを見出すことができました」とのコメントを寄せている。
3PAR Adaptive Optimizationソフトウェアは同日より受注を開始、参考価格は1,400ドルから。使用には3PAR System Reporterソフトウェア(ヴァージョン2.7以上)が必要となる。また3PAR InServストレージサーバへのSSDの導入は2010年4〜6月期に開始の予定。最新の3PAR InForm OSを搭載するInServストレージサーバ(FクラスならびにTクラス)が対象となる。
《冨岡晶》
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