Viacom vs. YouTube——デジタルミレニアム法はYouTubeを保護するか?
ブロードバンド
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
米マイクロソフト、「Windows Phone 7 Series」プロモビデオを公開
-
【ビデオニュース】「Windows Phone 7 Series」プロモビデオの新作登場

「YouTubeは、情報とインターネットの民主化になぞらえる存在として世界が認知している。無名のパフォーマー、映画製作者、芸術家たちへ、世界中の聴衆に作品を届ける新しいプロモートの場を提供し、そして名声を高めている。あるいは、選挙の候補者や政党と市民の対話の場を提供し、世界中の紛争地域や体制による民衆の弾圧をレポートし、主要大学の講義も発信している」とし、もし、Viacomら原告団が主張を変えないなら、YouTubeや類似のサイトは同様な活動ができなくなるだろうと述べることから始まっている。
続いて、米国議会が制定したデジタルミレニアム法(DMCA)を根拠に、違法コンテンツを認識した時点で削除をしていれば、サービスプロバイダが著作権法の違法を問われることはないはずと主張している。これは、Viacomらから訴訟を起こされた時点でも述べていたことだが、今回もDMCAによって法はYouTubeの活動を守ってくれるだろうと自信をのぞかせている。
また、猫がピアノを弾く映像だろうと、親戚の結婚式のビデオだろうと、作成された時点で著作権が発生するものなので、今回の問題は著作権の問題ではなく著作物の使用許諾の問題であるとし、現実的に、すべての権利者がすべてのアップローダーに個別に許諾を与えるなど不可能であり、これがDMCAの考え方であり、世間の常識であると述べている。
公式ブログの中では、Viacomが最低でも18の代理店を利用し、継続的かつ秘密裏に、自身の主張のためのキャンペーンとして、YouTubeに意図的な違法コンテンツをアップロードしていると述べている。そのアカウントは偽のメールアドレスによって開設されており、一部はViacomの従業員によって、キンコーズのコンピュータからアップロードされていたもののあったことを指摘。その一方で、グループ企業であるComedy CentralやMTV Networksの重役や役員が、一般ユーザーが投稿したいくつかのビデオクリップについて、プロモーション上は削除ではなく、残しておく(leave up)べきだと主張しているとも述べている。
YouTubeでは、Content-IDというアカウントによって、企業は投稿動画に対して、削除、存続、マネタイズなど指定することができる機能を提供しており、Contet-IDは主要な放送局、映画制作会社、レコードレーベルなど1,000社以上が利用していると、自身の活動の正当性と社会的意義を強調している。
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
米マイクロソフト、「Windows Phone 7 Series」プロモビデオを公開
エンタープライズ -
【ビデオニュース】「Windows Phone 7 Series」プロモビデオの新作登場
エンタープライズ -
素早いYouTube公開が可能、実売9,980円のデジタルビデオカメラ
IT・デジタル -
ナチュラルな彼女たちに会える!? Perfumeの新曲PVがついに解禁
エンタメ -
パナソニック、BDプレーヤー内蔵の10.1型ポータブル「ビエラ」
IT・デジタル -
ドコモ、Android搭載スマートフォン「Xperia」を4月1日発売
ブロードバンド -
【ビデオニュース】FCC、ブロードバンド構想を発表
ブロードバンド -
【ビデオニュース】5月14日公開予定「グリーン・ゾーン」予告編動画
エンタメ -
監修・小山薫堂、亀田3兄弟も出演の元T-BOLAN森本嵐士新曲PV公開
エンタメ -
YouTube、IE6のサポートを終了
ブロードバンド -
【OLデジモノ日記 Vol.9:動画】くねくね三脚を使ってみる
IT・デジタル -
【OLデジモノ日記 Vol.9】びっくり超ミニサイズ!くねくねモバイル三脚とトイカメラ
IT・デジタル -
ICONIQ、スペシャルサイト「CHANGE MYSELF」でキャンペーン展開
エンタメ -
CMで話題“坊主頭の美女”の魅力満載〜スペシャルビデオクリップが到着
エンタメ