米国で4月3日(日本を含む世界各国は4月後半)に発売開始予定のiPadを含む、タブレットPC向けの電子書籍購読用アプリケーション。同種のアプリはこれまで、Windows PC向けの「Kindle for PC」、iPhone/iPod touch向けの「Kindle for iPhone」、BlackBerry向けの「Kindle for BlackBerry」、そして先日公開されたばかりの「Kindle for Mac」をそろえており、今回の提供開始により、これまで以上に「Kindle Store」のデバイスフリーを推進することになる。
これまでのアプリ同様、Amazon製の電子書籍リーダー「Kindle/Kindle DX」を購入しなくても「Kindle Store」から電子書籍の購入が可能。現状、米国では45万冊以上の購読が行なえるとしているが、購読可能な冊数は米国以外では異なるという。
自動同期機能の「Whispersync」も同様に備え、デバイスを選ばずに読書の最後のページから続きを読むことが可能で、ブックマークなども行なえる。それぞれの画面サイズに適合させたり、背面色やフォントサイズのカスタマイズしたりすることが可能。輝度調整も行なえるとしている。また、アニメーションを用いたページめくりなども選択できるようだ。