シャープ、「スカパー！HD録画」対応で最大3番組同時録画が可能な「AQUOSブルーレイ」

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2010.3.25（木）18:19

　シャープは25日、Blu-rayディスクレコーダー「AQUOSブルーレイ」の新製品として、「BD-HDW55」、「BD-HDW53」を発表。4月24日から発売する。価格はオープンで、予想実売価格はBD-HDW55が110,000円前後、BD-HDW53が100,000円前後。

　BD-HDW55は500GB、BD-HDW53は320GBのHDDを搭載。そのほかの仕様は同じとなっている。それぞれ地上デジタル/BSデジタル/110CSデジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基搭載する。

　同社が新開発したという「新トランスコーダー」機能により、従来機以上に長時間・高画質の録画が可能。デジタル放送の映像データを圧縮せずに記録するDRモードと比較して、2番組同時に約10倍のフルHD画質での長時間録画が行なえるという。加えて、HDDへの2番組同時の長時間録画モードにおいても、Blu-rayディスクへの再生やHDDからBlu-rayディスクへの高速ダビングも可能とした。

　長時間モード録画で発生しやすい映像ノイズや、DVDを大画面テレビで表示した際に目立つ映像の粗さを低減する「微細化高画質」機能を搭載。また、新たに「スカパー！HD録画」やCATV番組のハイビジョン録画にも対応した（ただし対応チューナーや対応セットトップボックスが必要で、録画は内蔵HDDのみ）。スカパー！HD録画の1番組と本機の2番組同時録画、あわせて最大3番組同時のハイビジョン録画が行なえるのも特長だ。

　同社液晶テレビ「AQUOS」のリモコンで操作が行なえる「AQUOSファミリンクII」に対応。また、「ホームネットワーク」機能を有し、内蔵HDDに録画した番組を別室の対応AQUOSで視聴可能としている（対応機種は今後順次発売予定）。そのほか、録画した番組を対応する携帯電話に転送可能な「高画質番組持ち歩き」、AVCHD形式の映像をUSB接続により高画質保存が可能な「ハイビジョンビデオカメラダビング」などを搭載した。

　録画可能メディアはBD-RE Ver2.1（1層/2層）、BD-R Ver1.1/1.2/1.3/1.2LTH/1.3LTH（1層/2層）、DVD-RW/-R（CPRM対応）、DVD-R DL（CPRM対応）。再生可能メディアはBDビデオ、BD-RE Ver2.1（1層/2層）、BD- R Ver1.1/1.2/1.3/1.2LTH/1.3LTH（1層/2層）、DVD-RW/-R、DVD ビデオ、音楽CD、CD-RW/-R（音楽CDフォーマット、JPEG）、DVD-RAM、DVD＋RW/＋R（ファイナライズ済）。

　インターフェースはD映像/映像×3/S映像×3/音声×4/USB/アンテナ入出力/IEEE1394/LAN（100BASE-TX/10BASE-T）/電話回線など。本体サイズは幅434×高さ67×奥行き301mm、重さは約4.5kg。

《小口》