「iPhoneにも展開していきたい」――Google検索サービスの今後
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今回日本語版未対応の検索サービスとして、画像から情報を検索する「Google Goggles」(グーグル ゴーグル)、Android端末の画面にアルファベットを描くことで、連絡先、ブックマークや楽曲、アプリケーションなどの中から、目的の情報を検索する「Google Gestures」(グーグル ジェスチャー)、GPS機能を使い端末周辺の店舗の在庫状況を表示する「Local Product Search」などが紹介された。
「Google Goggles」は、携帯電話で撮影した写真をもとにweb上の情報を検索、表示するサービスで、Android1.6以上を搭載したAndroid端末で利用可能となっている。ワインの銘柄や旅行先のランドマーク、書籍の表紙などの画像から、情報を検索することができる。
「Google Gestures」で検索をする場合は、画面上に「A」「B」などのアルファベットを描く。例えば端末に保存されたバッハの楽曲を聴きたいときは、「B」「A」と画面上に描けば検索される。
また、GPS機能により周辺の店舗の在庫を確認できる「Local Product Search」は、主にBest BuyやSearsなど、全国でチェーン展開する大手量販店が提供する在庫情報が元となっている。
製品開発本部長の徳永氏は、上記検索機能の日本でのサービス開始時期は未定としている。
今後はユーザーが求める検索結果を提供していくために、キーワードや画像だけでなく、香りや触感などからも検索をできるようにしていきたいとしている。
同社の検索サービスの今後について、モバイルプロダクトマネージャーの井上氏は「今後グーグルの検索サービスはあらゆるプラットフォームで展開していきたい。Android対応版は開発が容易なため、サービス開始当初はどうしてもAndroid対応となってしまうが、今後はiPhoneをはじめ、様々なプラットフォームにも展開していきたい」と語った。
また会場には、4月1日にGoogleが発表した文字入力キーボード「ドラムセットバージョン」のデモ機が設置された。「ドラムセットバージョン」はGoogleがエイプリルフールのネタとして制作した入力機器。アルファベットだけでなく、漢字や顔文字に対応するキーなどが用意されている。
《RBB TODAY》
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