米マイクロソフト、「Visual Studio 2010」「Silverlight 4」などリリース
エンタープライズ
マイクロソフト
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
Microsoft、Silverlight 3に対応した日本語版開発ツールを提供開始
-
米Microsoft、「Visual Studio 2010」、「.NET Framework 4.0」について初めて言及

開発者であればラスベガスで開催される「Visual Studioカンファレンス&エキスポ」での発表会と関連してVisual Studio 2010と.NET Framework 4をダウンロード可能。マイクロソフトのサーバ・アンド・ツールズ・ビジネス部門のボブ・マグリア社長は「われわれは今日、世界中の開発者とともにVisual Studio 2010の発売を祝うことに興奮している。このリリースの形成に当たって顧客やパートナーの意見がおおいに役立った。Visual Studio 2010、.NET Framework 4、Silverlight 4の機能は強力でユニークな組み合わせであり、新しい機器や既存の機器とともにクラウドサービスのような台頭するプラットフォームを利用する開発者が、各種アプリケーションを構築する新しい機会を開くことになる」とのコメントを寄せている。
Visual Studio 2010では、Windows 7のマルチタッチ機能、「リボン」インターフェイスなどをサポート。SharePointへのアクセス機能も統合されている。マイクロソフトのクラウドプラットフォームとなるWindows Azureのツールを併用することで、親しみのあるVisual Studio環境でクラウドアプリケーションを素早く開発し、デバッグ、テスト、展開することも簡単になる見込みだ。新しいモバイルプラットフォームであるWindows Phone 7向けのアプリも開発可能。
.NET Framework4は業界標準規格へのさらに多くのサポート、より多くの言語選択肢、並行プログラミングや.NET Framework3・5との並列インストールなどハイパフォーマンスのミドルティア・アプリケーションへの新たなサポートを付加したとのこと。ランタイム・サイズは80%も減少したという。
Silverlight 4の新機能は、拡張されたブラウザー外の能力、企業アプリケーション開発者への強化機能、迅速に構築できるリッチかつインタラクティブなアアプリケーションに対して、60以上のカスタム化され事前書き込みされた各種制御機能が含まれるとのこと。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/