NTT Com、「ArcstarグローバルIP-VPN」IPv6デュアルの提供を開始 ~ 日系通信事業者で初
ブロードバンド
回線・サービス
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
NTT Com、「モバイルユーザ向け CM動画広告サービス」の提供を開始
-
NTT Com、映像配信サービス「STREAMWINGモバイルプラン」がiPhoneに対応 〜 Android対応も予定

NTT ComのIPv4/IPv6デュアルスタックへの対応は、MPLS技術を用いた国際IP-VPNサービスとして日系通信事業者では、初めてのIPv6本格対応となるとのこと。NTT Comは、2001年に世界で初めて商用グローバルIPv6バックボーンの運用を開始、インターネットにおけるIPv6サービスを提供してきた。2009年3月には、日本国内で提供するArcstar IP-VPNにおいても、IPv6対応を開始。今回、「ArcstarグローバルIP-VPN」がIPv6へ本格対応することで、グローバル展開している企業の社内ネットワークにおいて、IPv4からIPv6環境への移行過渡期に見込まれるコスト面、運用面でのハードルを軽減し、既存のIPv4環境を生かしながらIPv6環境へのスムーズな移行をサポートするとしている。
IPv4/IPv6デュアルスタックは、1つの回線上にIPv4とIPv6両方のプロトコルを混在させることが可能であるため、既存のIPv4環境を並存できる。また、IPv6対応回線を別に用意する必要がないため、簡単かつ低コストに利用できる。優先制御、ロードシェアリング、トラフィックレポートなど「ArcstarグローバルIP-VPN」のオプション機能を、IPv4通信上で提供するため、現在利用中のオプション機能を継続して利用可能。さらにあIPv6デュアルにSLA(サービス品質保証制度)を設定する。
本サービスは、「ArcstarグローバルIP-VPN」のSTMタイプ、Ethernetタイプ、構内コネクティビティで提供。提供エリアについては日本、韓国、台湾、香港、シンガポールを始め、順次拡大していく予定。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/