NEC、省エネ/省スペースなSOHO/オフィス向け「Express5800シリーズ」新製品を発売
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新製品は、1Wayタワーサーバ「Express5800/GT110b」、スリムサーバ「Express5800/GT110b-S」、および水冷スリムサーバ「Express5800/GT110b-S(水冷)」の3モデル。筐体内部の温度やCPU負荷、部品構成に応じて冷却ファンの回転を変動させる独自のファン制御技術と、80 PLUS認証を取得した高効率電源を採用し、省電力化を実現した。「GT110b」において消費電力を従来比約65%削減したとのこと。また低消費電力のSSD(Solid State Drive)を搭載でき、「GT110b-S」では最小構成待機時で15Wと電球並みの低消費電力を実現したという。「GT110b」においては、エアフローや冷却ファンの構成など冷却設計を見直した新筐体を採用。従来比約20%の省スペース化を実現した。ファンの自動制御により静音性も向上し、ささやき声並みの20~30dB台を実現したという。さらにファンの代わりに水冷機構でCPUを冷却する「GT110b-S(水冷)」では、静音性はもとよりほこりの巻上げも抑制されるため、清潔で快適な空間を求められる病院や図書館等にも最適な製品となっているとのこと。
「GT110b」ではクアッドコアCPU「インテル XeonプロセッサーX3430(2.40GHz)」を採用。従来比2倍以上(注7)の性能向上と最大16GBのメモリサポートを実現し、高速性や負荷分散が求められるアプリケーションサーバなどの汎用的な業務サーバにも適した製品となっている。「GT110b-S」「GT110b-S(水冷)」において、名刺サイズ幅のスリム筐体に、高信頼なRAID 5/6を可能にする3台のHDDとバックアップ装置を同時に搭載可能。最大構成時でHDDが4TBまで拡張可能となっており、オフィスのファイルサーバに最適な製品となっている。価格はExpress5800/GT110bが46,000円~、Express5800/GT110b-Sが99,800円~、Express5800/GT110b-S(水冷)が121,000円~。いずれも4月26日より出荷開始となる。
《冨岡晶》
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