ヤマハ、3Dホームシアターに対応するAVアンプ2製品
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両製品は、3D映像伝送に対応したHDMI端子を搭載するAVアンプ。3Dに対応するテレビやAV再生機器と接続し、3D映像をホームシアター環境で楽しめる。Blu-rayで採用されるフレームシーケンシャル方式に加え、各種放送系のサイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式にまで対応する。
さらに、HDMI端子はオーディオリターンチャンネルにも対応し、地上デジタル放送など、テレビ側からの音声出力用に別途光ケーブルを接続する必要がなく、テレビとアンプ間をHDMIケーブル1本でシンプルに配線できる。
上位モデルのRX-V567は、7chパワーアンプを搭載し、Blu-rayのフォーマットで規定された最大7.1chのサラウンド再生が可能。また、HDMIにアップコンバージョン機能を備えており、たとえばD端子でつないだゲーム機やコンポーネント端子でつないだDVDプレーヤーなど、HDMI以外の端子から入力された映像信号も、HDMIケーブル1本でテレビに送信できる。さらに、高性能ビデオスケーラーを装備し、DVDなど標準画質の映像信号を、ハイビジョン映像に迫る1,080p信号に変換して出力することが可能となっている。(RX-V467はサラウンドバック用プリアウト端子も搭載し、7.1chへの拡張性も備えている)。
そのほかに両製品に共通の特徴として、5メーカー(シャープ、東芝、パナソニック、日立コンシューマエレクトロニクス、三菱電機)のテレビ・レコーダー(一部機種除く)に対応したリンク機能を搭載。テレビ側リモコンを操作することで、テレビと連携してAVアンプの電源ON/OFFと音量調整、入力切替が行える。また、よく使う映像ソースや音場プログラムをワンタッチで選択できる「SCENE」ボタンを採用するなど、快適な操作性を図っている。
マルチチャンネルリニアPCMはもちろん、「ドルビーTrueHD」や「DTS-HD Master Audio」などを搭載し、高音質なHDサラウンド音声を、映画や音楽などコンテンツごとに最適な音響効果を演出。また、同社独自の音場創成技術「シネマDSP」がさらに進化し、3Dの臨場感に深みが増したという。
共通仕様として、インターフェースはHDMI入力×4/HDMI出力/D4×2/光デジタル×2/コンポーネント×3/コンポジット×7/3.5mmステレオミニなど。本体サイズは幅435×高さ151×奥行き364mm。付属品はリモコン/FM簡易アンテナ/AMループアンテナ/オプティマイザーマイクなど。
RX-V567は、実用最大出力がフロントはL/R 115W/ch、センターは115W、サラウンドはL/R 115W/ch、サラウンドバックはL/R 115W/ch。本体カラーはブラック/シルバーの2色を用意。本体の重さは8.5kg。
RX-V467は、実用最大出力がフロントはL/R 140W/ch、センターは140W、サラウンドはL/R 140W/ch。本体カラーはブラック。本体の重さは8.4kg。
《加藤》
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