日立、ボリューム容量仮想化機能を標準搭載したディスクアレイ「AMS2010」を発表
エンタープライズ
ハードウェア
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
ぷらっとホーム、10GbEストレージ環境のパッケージドシステムを提供開始
-
富士通、エントリーディスクアレイ「ETERNUS DX90」を新規提供 〜 既存モデルは2.5インチSASに対応

「AMS2010」は、ミッドレンジディスクアレイ「AMS2000シリーズ」のエントリークラスモデルとして、PCサーバなどで構築される中小規模システム向けに提供する製品。従来オプション機能であった、仮想化技術によりディスクアレイの容量使用効率を最大化できるボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」(日立ダイナミックプロビジョニング)を標準搭載し、中小規模システム向けに初期導入コストを最大約80%抑えた。従来の「AMS2000シリーズ」のコントローラなどの内部構造を活用し、データの遠隔コピー機能やバックアップ機能などもオプションとして対応、柔軟なシステム運用を可能としている。
製品の保守、安定稼働の支援を行う製品保証期間は、従来の「AMS2000シリーズ」の1年間から3年間に延長されたとのこと。これにより、製品の長期にわたる安定稼働を実現するとともに、万が一、障害が発生した場合も、迅速に対応することで顧客システムの継続運用を可能とする。
「AMS2010」の構成は、デュアルコントローラ、ファイバチャンネル4ポート(4Gbps)、キャッシュメモリ4GB、ハードディスク容量約285GB~、ボリューム容量仮想化機能を標準搭載。価格は175万5,600円~(税込)、出荷は13日から。なお、12日~14日に東京ビッグサイトで開催される「第12回データストレージEXPO」の日立グループブースにて「AMS2010」が出展される予定。
《池本淳》
特集
この記事の写真
/