スカイプ社、企業内でのSkype利用を管理する「Skype Manager」発表
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「Skype Manager」は、もともと中小規模のビジネス向けに、社員のSkype利用の管理を目的として開発された「Skypeビジネスコントロールパネル」に取って代わる新しいツールとなる。たとえば、支払いの一元管理システムやリアルタイムの監視、レポート機能などの新しい機能が提供されるほか、管理ダッシュボードを通して、Skypeを誰が利用して、誰が利用していないか、どのような機能が利用可能かなど、組織全体のユーザーアカウントを管理できる。
「Skype Manager」では企業内のすべてのSkype利用を一元管理可能で、管理者は、必要なだけいくつでも社員のSkypeアカウントを作成して、必要に応じて追加できる。管理者は、Skypeクレジットの購入および割り当ても可能で、オンライン番号や月額プラン、ボイスメールなどの通話機能も管理できる。さらにレポート作成ダッシュボードにより、会社、部門、個々の社員レベルでの月々の利用額のレポートが確認できる他、組織全体の利用をリアルタイムで分析するとができる。また、企業の既存のIP-PBX、レガシーなTDM PBX、キーシステムをSkypeに接続するためのソリューション「Skype for SIP」もSkype Managerから設定可能。
Skype法人チームの副社長兼ジェネラルマネージャのDavid Gurleは「私たちは、ビジネスの現場でSkypeがどのように利用されているかを調査し、Skypeの利用と管理、支払いを企業が簡単に一元管理できるようにSkype Managerを設計しました。企業がSkypeの機能と価値をフルに活用して、強力なコラボレーション機能やコスト削減によるメリットを十分享受できるように支援したいと考えています」とのコメントを寄せている。Skype Managerは、2010年10月末まで無料トライアルで提供される。なおSkype for SIPはオープンベータ版として提供中。
《冨岡晶》
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