タブレットデバイスは今後5年間で順調に拡大――米IDC予測
IT・デジタル
スマートフォン
注目記事

同社では「Media Tablet」という名で、iPadに代表されるタブレットデバイスを定義。これらは7~12型のカラーディスプレイ、ARM系CPU、軽量のOS(iPhone OSやアンドロイドなど)、ソフトウェアキーボード(指のみならず、スタイラスペンによる入力を含む)などを備えた機器を指す。
同社のプログラムディレクター、Susan Kevorkian氏は「タブレットデバイスは、スマートフォンとノートPCの間に全く新しい市場を形成している」と述べ、「数多くのサードパーティ製アプリが成長に拍車をかける」としている。
同社では全世界における2010年のタブレットデバイス出荷を760万台と予測。実際、5月3日の時点で、既に100万台のiPadが販売されたとアップルでは発表済みだ。さらに2014年には4600万台以上まで成長するだろうとしている。
タブレット市場には今後、ヒューレット・パッカード(HP)やデルなどの大手ベンダーに加え、グーグルも参入を表明しており、各社ではこれまでコンセプトモデルなどを公開。プロセッサーでは、インテルがモバイル端末に特化したAtomベースのプラットフォームを発売するなど、活況を呈している。
《小口》
特集
この記事の写真
/