公営バスをモバイルBBで管理 ~ エリクソンが公共輸送ソリューションを提供
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
このソリューションはブラジルのクリチバ市で提供されるもので、高帯域接続をベースとした公共輸送サービスの試用は世界初だという。Electronic Ticketing and Fleet Management System(電子チケット発行・車両管理システム)を介して、自社の保有車両情報にアクセスし、車両を監視することが可能となっている。これにより管理者は、自社の保有車両に関する経路、停止時間、速度、走行距離、出発日、到着日などの広範な情報にアクセスすることが可能となった。また旅行者が旅程プランを立てる際の支援を行い、もっとも都合のよい場所と時間に、切符を購入できるようになるという。
この最新公共輸送ソリューションを、世界最初に導入するあたり、ブラジルのクリチバ市役所は「バスをネットワークに接続してどのように役に立つのか」との疑問を投げかけたという。エリクソン・ブラジルの副社長、Eduardo Ricottaは「ネットワーク接続により恩恵を受けるものはすべてモバイル・ブロードバンド・ソリューションを備えることになると確信しています。エリクソンの内蔵モジュールはどのデバイスでもモバイル・ブロードバンド接続を実現させます。 運送会社は高度な通信により、効率、安全、環境保護のあらゆる面で改善が可能になるため、モバイル・ブロードバンドの重要性は彼らにとって益々高まります。Datapromとの提携関係は急速に成長する市場で我々に新たなビジネス・チャンスを開いてくれます」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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