グーグルはChrome 5.0において、ブラウザの速度が大幅に改善されたとしており、2008年9月にリリースされたバージョン1.0と比べて、V8のベンチマークが213%、SunSpiderのベンチマークが305%それぞれ改善されたという。リリースでは、これらの速度面での改善を示すスピードテストの模様を撮影した動画も併せて提示されている。
またその他の特徴として、複数のPC上のブラウザーのシンクロ機能や、HTML5への対応、ブックマークマネージャーの改良などがある。
グーグルは、「昨年の12月にマックOSとリナックスOS対応のベータ版をリリースして以来、バグの除去や新しい機能の開発に取り組んできた。そして今回我々はついにマックOSとリナックスOS対応の安定版をリリースすることができた」とコメントしている。