世界サーバーシェア、HPがIBMを抜きトップに――米ガートナー調べ
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HPは収益が34億ドル(約3,000億円)、販売台数が67万台で、共にトップに立った。同社製のサーバーの販売台数の増加については、ProLiantシリーズの販売増によるものだという。一方IBMは販売台数が前年同期比で16%増となったものの、収益が前年同期比2.1%減。
同調査によると、世界のサーバー市場の収益は、2010年第1四半期までの1年間で6%増加し、販売台数は23%増加した。サーバー市場の成長の要因については、x86系プロセッサ搭載のサーバーによるところが大きく、それ以外の種類のサーバーは減少しているという。x86系プロセッサ搭載のサーバーは、販売台数が前年同期比で25.3%、収益が32.1%増加している。
サーバーの地域別の売上では、アメリカが販売台数の増加率が最も高く28.6%。収益では南米が最も高く27.9%の増加となっている。さらに日本を除くその他の地域でも販売台数と収益が共に増加しているという。日本でのサーバーの収益は前年同期比で0.7%減。ガートナーは「世界のサーバー市場は、成長傾向にあるものの、08年の四半期ベースでの最高益には届いていない。地域別ではアジアなどの新興市場が今後も成長すると予想されており、アメリカのような成熟市場も予想以上の成長を見せた」と語った。
《RBB TODAY》
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