事業仕分け人気が影響? ニコ生とUstreamの訪問者が3・4月に急増 ~ ネットレイティングス調べ
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
2009年4月以降の訪問者数推移を見ると、ニコニコ生放送は2009年5月から10月まで増加した後、横ばいの推移が続いていたが、2010年3月に大きく増加。2010年4月には138万人に達た。Ustreamは、2009年12月まで緩やかな増減を繰り返していたが、2010年1月に大きく増加。2010年4月にはさらに大きな増加を見せ99万人に達した。
ニコニコ生放送、Ustreamの2010年4月における流入元サイトを見ると、ニコニコ生放送は多くの利用者数をもつ「ニコニコ動画」からの流入が大部分を占めていた。一方、Ustreamは「Yahoo!ニュース」からの流入が多かったほか、Twitter、Facebookといったソーシャルメディアからの流入が上位に見られた。なおどちらのサイトも、政府の行政刷新会議による「事業仕分け第二弾」の生中継が2010年4月の人気コンテンツとなっていたという。
さらに属性別の訪問者構成を見ると、性別では、ニコニコ生放送の男女比が69:31、Ustreamの男女比が78:22となっていた。年代別では、ニコニコ生放送は20歳未満と20代の合計が半数以上を占めているが、Ustreamは30代を中心に高い年齢層の割合が大きくなっているとのこと。
ネットレイティングス シニアアナリストの鈴木成典氏は「ニコニコ生放送とUstreamはどちらも事業仕分けの生中継コンテンツにより訪問者が増加していましたが、流入元や訪問者の属性には大きな違いが見られました。とりわけ、Ustreamの流入元上位にTwitterやFacebookといったソーシャルメディアが見られるのは、利用者獲得の観点から重要だと言えるでしょう。Webの発展にともない、ブログや動画配信などさまざまな形のメディアを個人が持てるようになってきましたが、そのようなパーソナルメディアの存在が伝播される過程において、ソーシャルメディアが大きな役割をはたしていくと考えられるためです。一方、テレビ局との提携などによってマス向けのコンテンツを拡充していくことも重要になってくるかもしれません」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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