日本IBM、x86サーバー「IBM System x iDataPlex 大規模並列処理モデル」発表
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同製品は、電力・冷却効率の向上に特化した同社の2ソケットサーバー「IBM System x iDataPlex dx360 M3」に「General-Purpose computing on GPU(GPGPU)」を2個搭載したx86サーバー。大量の浮動小数点演算の同時並列処理が求められる、金融リスク計算や、自動車や建物などの空力設計、モバイル・ゲームのオンライン配信や医用画像のリアルタイム解析などに対応できる。
2個のGPGPUはそれぞれプロセッサー・コアを448個搭載しており、それにCPUのコアを合わせて計908個のコアを搭載している。これにより1.13テラ・フロップス(1.13T FLOPS)の性能を発揮することができ、性能あたりの価格が従来より約65%低くなったという。
また「iDataPlex dx360 M3」の冷却効率によって、GPGPU用冷却ファンが不要となり、消費電力当たり約1.5GFLOPSの性能(従来比8倍)が可能になったとしている。
《RBB TODAY》
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