富士通、インドネシア国内海底ケーブルネットワークの建設を完了
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
「JaKa2LaDeMa」プロジェクトは、ドイツの大手総合ケーブルメーカーであるNorddeutsche Seekabelwerke GmbH(NSW社)と共同で2009年1月に受注、商談金額は約1億USドルとなっている。インドネシアの重要商業地区であるバリ島にくわえ、カリマンタン(マレーシア名称:ボルネオ)、スラウェシ、ジャワ、ロンボクの5島を結ぶ初めての大容量通信ネットワークとのこと。
今後、5島間において、インターネット、電子商取引、映像・データおよび音声サービスなどが整備され、約1億4,000万人の国民生活の利便性向上が期待されるという。富士通はこのプロジェクトにおいて、当社の海底光波長多重端局装置「FLASHWAVE S650」や海底分岐装置「FLASHWAVE S200」、海底中継装置「FLASHWAVE S100」などの主要機器を、NSW社製の海底ケーブル「MINISUB」と組み合わせて提供。同社ではこの実績を背景に、高性能・高信頼かつフレキシブルな海底通信ネットワークを必要とする世界各国に提供していきたいとしている。
《冨岡晶》
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