富士通、「PRIMERGY」により欧州のHPC市場に参入
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ラックサーバからブレードサーバ、ミドルウェア、InfiniBandネットワークなどHPCシステム構築に必要な製品群を、コンサルティングや構築サービスとともに顧客企業に提供する。CAE(Computer Aided Engineering)に加え、今後HPCのさらなる需要が見込まれるバイオインフォマティクスや金融リスクモデリング、3Dコンピュータ・グラフィックなどのデジタルコンテンツの分野へも展開していくとのこと。
富士通は、数多くの大規模HPCシステムを導入し、日本のHPC市場において30年以上にわたりHPCビジネスを展開している。これらの実績と技術を基にベンチマークやインテグレーションなどの新しいPCクラスタソリューションを展開していくとのこと。直接ビジネスをするほか、ドイツICT AG社などの専門パートナーを通して提供を行う。
製品としては、クラウドコンピューティング向けサーバプラットフォーム「PRIMERGY CX1000」、大規模ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」、小規模システム向けラックサーバ「PRIMERGY RX200」などをラインアップ。これらの製品はすでにIntel Cluster Ready certificationを取得しており、システムの互換性を保障し、アプリケーションと組み合わせて簡単にクラスタシステムを構築できる見込みだ。「PRIMERGY」の各製品は、5月30日からドイツ ハンブルグで開催される世界的なスーパーコンピューティングに関する国際会議「ISC '10(International Supercomputing Conference)」に出展される予定。
《冨岡晶》
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