ディアイティ、常時監視体制を活用した「情報漏えい緊急対応サービス」提供開始 | RBB TODAY

ディアイティ、常時監視体制を活用した「情報漏えい緊急対応サービス」提供開始

エンタープライズ セキュリティ
情報漏えいの例
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 ディアイティは1日、企業の情報漏えい事故(インシデント)の発見から事故終息までを支援する「情報漏えい緊急対応サービス」の提供を開始した。

 同社では、WinnyやShareのP2Pネットワークおよびネット掲示板の情報共有サービスを常時監視し、一定期間その記録を保存する体制となっている。「情報漏えい緊急対応サービス」でもその取り組みを活用し、万一のインシデント発生時にはリアルタイムのネットワーク上、および流出ファイルのアーカイブから迅速に関連ファイルとその流出経路を特定するための支援を行う。

 さらに、拡散状況の調査、流出範囲や原因の特定、操作履歴等、対外対応に必要な情報の証拠収集(フォレンジック)と、インシデント発生による損失を最小限に留めるための適切なインシデント対応を支援する。さらに、一連の対応の終了後における、事故再発防止と信用回復に不可欠な、社内の重要情報管理のアドバイスまでのトータルサービスを提供する。価格は個別見積となる。

 なおディアイティでは、セキュリティの重要性喚起の一助として、P2Pネットワークおよびネット掲示板の常時監視体制で得られた統計情報とともに、インターネット上での脅威に関する情報をウェブサイトにて公開するとしている。これは、“情報漏えいが発生しやすい時間帯や曜日”“悪意あるソフトウェアの特徴的な動き”“実際にウイルスに感染した場合のシミュレーション”など、悪意あるソフトウェアや手法についての最新情報と脅威の実態を定期的にアップデートするとのこと。

《冨岡晶》

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