日立、大学向けポータルシステム「UNIPROVE/PT」を提供開始
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「UNIPROVE/PT」は、日立の大学向け情報システムソリューション「IT Solution for Campus」の1製品として提供される。学生や教職員が、時間割やWeb履修登録といった授業関連のサービスから就職や求人情報など、学内のさまざまなシステムで提供されている豊富なサービスに迅速にアクセスできるポータルシステムが構築できる。
構築されたポータルサイトでは、すべての学内ユーザーへ一斉に情報配信するお知らせ機能や休講などの情報をリアルタイムに表示する時間割表示機能といった基本的なポータルサイトの機能に加え、ナビゲート機能「コンシェルジュ」を提供。学内のさまざまなシステムで提供されているサービスに、学生や教職員が効率よくアクセスすることが可能となるという。「コンシェルジュ」機能では、キーワード検索やカテゴリ分類で検索が可能なほか、各種申請書や授業資料などを直接ポータルサイトからダウンロードできる。
また「UNIPROVE/PT」は、SOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャー)に基づいて構築され、既存システムとポータルシステム間でデータを二重に持つことなく、既存システムの更新情報をタイムリーに取得し表示できるとのこと。具体的には、学籍や履修管理を行う学務情報システムで管理している情報の更新も、ポータルサイトの時間割に自動的に反映できる。価格は個別見積となる。
なお、「UNIPROVE/PT」ならびに大学向け情報システムソリューション「IT Solution for Campus」は、6月18日に日立ハーモニアス・コンピテンス・センター(東京都港区)で開催される「日立 文教セミナー2010」で紹介される予定。
《冨岡晶》
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