虐待から子どもを守るためには親権を停止しても良いか? 賛成が9割
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「『オレンジリボン』を知っていますか」という質問を単一回答形式で聞いたところ、認知率は31.3%だった。回答者全員に「オレンジリボン運動」についての説明を行ったうえで、「『オレンジリボン運動』に関心があるか、関心を持ったか」を単一回答形式で聞いたところ、77.7%が「関心あり」(「非常に関心がある・関心を持った」19.4%、「やや関心がある・関心を持った」58.3%)と答えた。
回答者に「度を超す体罰や心理的体罰を与えてしまい反省することがあるか」を聞いたところ、27.1%が「ある」と答えた。「児童虐待と夫婦間の不和は関係性があると思うか」については、81.0%が「あると思う」と答えた。
「あなたや配偶者が、子育ての悩みや育児方法などを相談したことがある人を教えてください」と聞いたところ、「自分の親」が62.6%でトップとなり、「ママ友、パパ友(57.6%)」、「友人(52.9%)」、「配偶者の親(33.9%)」、「自分の親以外の家族(20.5%)」と続いた。性別で比較すると「自分の親」については男性が52.0%であったのに対して女性は71.3%、「ママ友、パパ友」では男性が40.4%であったのに対して女性は71.4%と開きがみられた。男性では「相談したことはない」とした回答者も18.8%いた。
今年2月に法務大臣が児童虐待から子どもを守るために親権を一時的に停止させるなどの「親権制限制度」を導入する民法改正を法制審議会に諮問したが、この法改正に賛成であるかを聞いたところ、90.8%が「賛成である」と答えた。また、「虐待致死傷罪」を新設し、児童虐待行為に対する厳罰化に賛成であるかを聞いたところ、90.7%が「賛成である」と答えた。
《織本幸介》
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