NEC、液晶一体型デスクトップPCの2010年夏モデルを発表
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■ハイスペックAVモデルの液晶一体型「VALUSTAR W」
「VALUSTAR W」は液晶一体型のハイスペック仕様で、すべてに地デジチューナー/Blu-rayディスクドライブ/YAMAHA製のサウンドシステムを搭載したAVモデルとなる。上位から「VW970」、「VW770」、「VW670」の3ラインアップで、「VW970」、「VW770」は23V型ワイドのフルHD対応IPS液晶、「VW670」は21.5V型ワイドでタッチパネルを採用したフルHD液晶となっている。
全モデルに共通で、今年1月発表の春モデルと比較して、OS、付属ソフトなどを強化。OSにはWindows 7 Home Premium 64ビット版、Office Home and Business 2010が付属する。
23V型の「VW970」、「VW770」のおもな違いは、「VW970」がグラフィックスにGeForce GT 330M、HDMI入力端子を1系統備えている点。そのほかのおもな仕様は共通で、CPUがCore i5-650(3.2GHz)、メモリが4GB(最大8GB)、HDDが1TB。ともに地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタルの3波対応チューナーを2基備えた。インターフェースではUSB3.0ポートを2基、USB2.0ポートを6基装備している。最小傾斜時の本体サイズは幅576×高さ467×奥行き240mm、重さは約17kg。カラーは「VW970」がファインブラック、「VW770」がファインブラック/パールホワイト/クランベリーレッド。
21.5V型の「VW670」は、CPUがCore i3-530(2.93GHz)、メモリが4GB(最大8GB)、HDDが1TB。地上デジタル放送対応のチューナーを1基装備する。このモデルはUSB3.0には非対応で、USB2.0×6の仕様とした。最小傾斜時の本体サイズは幅576×高さ467×奥行き240mm、重さは約17kg。カラーはファインブラック/クランベリーレッド。
予想実売価格はそれぞれ、「VW970」が245,000円前後、「VW770」が220,000円前後、「VW670」が205,000円前後。
■スタンダードモデルの液晶一体型「VALUESTAR N」
スタンダードモデルの液晶一体型「VALUESTAR N」は、20V型ワイド液晶(1,600×900ピクセル)を搭載。すべてのモデルに地上デジタル放送対応のチューナーを1基搭載し、Office Home and Business 2010が付属する。5月の時点で既に3D対応の「VN790」が発表済みで、今回は上位から「VN770」、「VN570」、「VN370」の3ラインアップとなる。
OSやCPU、メモリなど基本性能を強化した。「VN770」はCPUがCore i5-450M(2.4GHz)、OSがWindows 7 Home Premium 64ビット版、メモリが4GB(最大8GB)、HDDが1TB、光学ドライブがBlu-rayディスクドライブ。カラーはクランベリーレッド/パールホワイト/ファインブラック。最小傾斜時の本体サイズはすべて共通で、幅490×高さ362×奥行き169mm。重さは約8.4kg。
「VN570」はCPUがCore i3-350M(2.26GHz)、OSがWindows 7 Home Premium 64ビット版、メモリが4GB(最大8GB)、HDDが1TB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。カラーはクランベリーレッド/パールホワイト/ファインブラック。重さは約8.3kg。
「VN370」はCPUがCeleron P4500(1.86GHz)、OSがWindows 7 Home Premium 64ビット版、メモリが4GB(最大8GB)、HDDが500GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ(AVCREC非対応)。カラーはクランベリーレッド/パールホワイト/ファインブラック。重さは約8.1kg。
予想実売価格はそれぞれ、「VN770」が195,000円前後、「VN570」が170,000円前後、「VN370」が150,000円前後。
■セパレートタイプのスリムタワー「VALUESTAR L」
セパレートタイプのスリムタワー「VALUESTAR L」は、地デジチューナー非搭載ながら、高性能CPUを搭載し、映像編集などの負荷の高い作業にパフォーマンスを発揮するとうたう。
上位から「VL750」、「VL350」、「VL150」の3ラインアップ。「VL750」、「VL350」は23V型ワイドのフルHD液晶、「VL150」は19V型ワイド液晶(1,400×900ピクセル)が付属する。また、すべてのモデルにOffice Home and Business 2010が付属する。
「VL750」はCPUがクワッドコアのCore i7-860(2.8GHz)、OSがWindows 7 Home Premium 64ビット版、メモリが8GB(最大16GB)、HDDが1TB、光学ドライブがBlu-rayディスクドライブ、グラフィックスがGeForce GT 220を搭載。本体サイズはすべて共通で、幅98×高さ343×奥行き401mm。重さは約9.4kg。
「VL350」はCPUがCore i5-650(3.2GHz)、OSがWindows 7 Home Premium 64ビット版、メモリが4GB(最大8GB)、HDDが1TB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。重さは約8.9kg。
「VL150」はCPUがCore i3-530(2.93GHz)、OSがWindows 7 Home Premium 64ビット版、メモリが4GB(最大8GB)、HDDが500GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。重さは約8.9kg。
予想実売価格はそれぞれ、「VL750」が260,000円前後、「VL350」が185,000円前後、「VL150」が160,000円前後。
《小口》
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