ソニー、録画機能を強化した液晶一体型「VAIO」を2機種
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Jシリーズ、Lシリーズともに、テレビ視聴・録画ソフト「Giga Pocket Digital（ギガ・ポケット・デジタル）」が進化。AVCトランスコーダーを2個搭載するデジタルテレビチューナーを採用することで、2つの番組を長時間録画（AVC録画）モードで同時録画することが可能になり、録画できる時間はハイビジョン画質で約7倍になるという。さらに、電源OFF状態でも自動で起動して録画を開始する機能や、音声付き早見再生機能の追加により、利便性を高めている。
Jシリーズは、PC、テレビ、Blu-rayの3機能を一台でこなせる、フルHD（1,920×1,080ピクセル、アスペクト比は16：9）対応の21.5V型ワイド液晶一体型デスクトップPC。奥行き18.5cmのコンパクトなデザインで、キーボードを液晶の下に収納可能とした。
上位モデルは、タッチパネル搭載のVPCJ119FJと同非搭載のVPCJ118FJの2ラインアップ。それぞれ地デジ3波対応ダブルチューナーとBlu-rayディスクドライブを装備する。ともに、CPUはCore i5-450M（2.4GHz）、HDDは1TB。また、タッチパネルモデルのVPCJ119FJは、最大2点のマルチタッチに対応。画面上で指を用いて拡大・縮小、回転などの直観的な操作が行なえる。さらに、31万画素webカメラも備える。カラーはブラック/ホワイトの2色。予想実売価格はVPCJ119FJが220,000円前後、VPCJ118FJが200,000円前後。
中位モデルのVPCJ117FJは、地上デジタル放送対応ダブルチューナーとDVDスーパーマルチドライブを装備。CPUはCore i3-450M（2.26GHz）、HDDは500GBを搭載する。カラーはマットブラック/マットホワイト/ピンクの3色。予想実売価格は160,000円前後。
下位モデルのVPCJ116FJは、テレビチューナーが非搭載。CPUはPentium P6000（1.86GHz）、HDDは500GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチを搭載する。カラーはマットブラックのみ。予想実売価格は150,000円前後。
共通仕様として、メモリは4GB（最大8GB）、OSはWindows 7 Home Premium（64ビット）。インターフェースはUSB2.0×4（VPCJ117FJとVPCJ116FJは×5）/IEEE 1394/ヘッドホン/マイク/メモリースティックデュオスロット/SDカードスロットなど。無線LANはIEEE 802.11b/g/n、有線LANは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T。本体サイズは幅525×高さ398×奥行き185mm、重さはVPCJ119FJが約9.8kg、そのほかが約8.9kg。
Lシリーズは、大画面の24V型ワイド液晶（フルHD1,920×1,080ピクセル、アスペクト比16：9）を搭載した、ハイエンド仕様の液晶一体型デスクトップPC。タッチパネルを採用した上位モデルVPCL139FJと通常ディスプレイの下位モデルVPCL138FJがあり、両モデルとも地デジ3波対応ダブルチューナーとBlu-rayディスクドライブを装備。ともに、グラフィックスにGeForce G310M（専用メモリ512MB）を搭載することで、AV機能の強化をはかっている。おもな仕様は共通で、CPUはCore 2 Duo E7600（3.06GHz）、メモリは4GB（最大12GB）、HDDは1TB、OSはWindows 7 Home Premium（64ビット）。
インターフェースは、USB2.0×5/IEEE 1394/ヘッドホン/マイク/光デジタルオーディオ出力/オーディオ入力/メモリースティックデュオスロット/SDカードスロットなど。VPCL139FJのみHDMI入力/ビデオ入力も備える。そのほか、無線LANはIEEE 802.11b/g/n、有線LANは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T。Bluetooth 2.1+EDR/ FeliCaポート/31万画素webカメラを装備する。本体サイズは共通で幅582.4×高さ429×奥行き190mm、重さはVPCL139FJが約12.5kg、VPCL138FJが約11.5kg。カラーはVPCL139FJがシルバー、VPCL138FJがシルバー/ブラウンの2色。予想実売価格はVPCL139FJが245,000円前後、VPCL139FJが215,000円前後。
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