日立、アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」に小規模システム向けモデル「HA8000/SS10」を追加
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「HA8000/SS10」は、現行ラインアップの最小モデル「HA8000/TS10」と比べ、筐体体積を約57%、設置面積を約54%削減し、オフィスや店舗のデスク上への設置が可能。また、データへの高速アクセスが可能な2.5型SASハードディスクドライブを最大3台や、DATドライブなどのバックアップ装置を搭載でき、高信頼なシステム運用やデータ保管ができる。そのため、高い信頼性の求められる顧客情報や業務データを扱うシステムでも、安心して利用することが可能だ。電源効率が82%以上の80 PLUS BRONZE認証を取得した高効率電源を採用しており、待機状態のサーバ消費電力を抑えコンピュータの省電力規格ENERGY STARに適合した「ENERGY STARモデル」を提供するなど、消費電力を低減したシステム構築を実現する。
あわせて、「HA8000シリーズ」全9機種にて保守員によるログ確認や簡易清掃などの定期点検、ならびに障害発生時における迅速な対応といったサービスを製品とセットで提供する「おまかせ安心モデル」に、サービス期間を現行の3年間から延長した4年/5年保証モデルを新たに追加し、ラインアップを拡充する。長期にわたるシステムの安定稼働を実現し、障害発生に伴う機会損失を最小化することで、TCO(Total Cost of Ownership)を削減するという。さらに、「HA8000シリーズ」で「Windows Storage Server」を搭載しているファイルサーバ専用モデル「HA8000ストレージサーバ」を強化する。2010年4月に販売を開始した最新プロセッサー搭載の3モデル「HA8000/RS220」「HA8000/RS110」「HA8000/TS10」に、最新OS「Windows Storage Server 2008」を搭載し性能を向上したほか、クライアントがファイルサーバを使用するためのクライアントアクセスライセンス(CAL)が不要であるため、ファイルサーバの初期導入にかかる費用を低減できる。
「HA8000/SS10」は128,100円~。「おまかせ安心モデル」は、3年で222,600円~、4年で275,100円~、5年で327,600円~。また、「HA8000ストレージサーバ」は「HA8000/RS220 Storage Server モデル」が573,300円~、「HA8000/RS110 Storage Server モデル」が324,450円~、「HA8000/TS10 Storage Server モデル」が300,300円~となっており(すべて税込)、6月30日から出荷開始される。
《池本淳》
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