活動期間1年以上の転職活動者が4割~厳しい転職事情が明らかに
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転職活動中の人に転職活動を開始したのはいつかと聞いたところ、「2008年以前」が27.4%、「2009年1月~5月」が13.6%と、これらを合わせて41.0%が1年以上転職活動を行っていることがわかった。転職活動が長期化している傾向がうかがえる。
テレビや新聞などで景気持ち直しや求人広告件数の増加の報道が見受けられるが、転職希望者にそれを実感しているかどうか聞くと、「変化はない」が57.6%、「やや低くなったと感じる」が11.8%、「かなり低くなったと感じる」が19.1%と、約9割が企業の採用意欲が高まっているという実感が得られていないと回答している。逆に低くなったと実感する人が多いなど、厳しい状況がうかがえる。
「転職を考えた理由(転職の動機)は何か?」との質問では、男性の1位は「収入アップの為」で41.9%。以下、2位「キャリアアップの為」(28.2%)、3位「現職(前職)の仕事内容や評価に不満があるから」(27.5%)と続いており、キャリアに対する積極性や向上心がうかがえる結果に。一方、女性も1位は「収入アップの為」だが27.6%で、僅差で2位に「現職(前職)の環境が悪いから(サービス残業・福利厚生など)」(26.1%)、3位「現職(前職)の仕事内容や評価に不満があるから」(20.9%)と続いた。女性は男性に比べて、職場環境への不満から転職を考える傾向が強いようだ。
《関口賢》
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