「ブラジル代表ドゥンガ監督、ファンから暴行!」……というメールに要注意、マカフィーが警告
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
そのスパムメールは、「FIFAワールドカップの代表選手23名に、ネイマール選手とガンソ選手が選ばれなかったことに腹を立てたファン2人に、監督は顔を殴られた」と主張、顔を腫らしたドゥンガ監督の写真を掲載しているという。もちろん、この写真は巧妙なおとりで、画像ソフトで加工して作られた偽物だ。
メールには「暴力を受けている画像」と称したリンクも掲載されており、クリックすると、「gov.my」というドメインを含むサイトに転送される。このドメインは本来マレーシア政府のサイトと思われるが、ハッキングされており危険なものとなっているとのこと。リンク先からはファイルがダウンロード可能だが、このファイルは、オンラインバンクの認証情報の傍受に特化された「PWS- Banker.gen.ad」というトロイの木馬となっている。
このほかにも、試合の生中継をオンデマンド配信するという偽有料サイト、実体のないファンクラブサイトなど、さまざまなサイバー犯罪が横行している。マカフィーでは、今後も南アフリカでの大会開催に合わせて、たくさんの脅威が出現するだろうとして、注意を呼びかけている。
《冨岡晶》
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