日立、ハイエンド産業用コンピュータ「HF-W7500モデル30」販売開始
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「HF-W7500モデル30」は、クアッドコア インテルXeonプロセッサーE5504(2GHz)を搭載するとともに、64ビットOSの採用により、最大16GBのメモリを搭載可能としたモデル。従来機(HF-W7500モデル20)と比べ、約1.8倍となる大幅な処理性能の向上を図り、半導体製造装置などの画像処理用途で求められる大容量のデータに対しても高速処理を可能とした。また、日立の産業用コンピュータとして初めて、瞬時停電の際にも稼働を継続するUPS機能付き電源を搭載した。さらにSASハードディスクを採用し、大容量データの高速・高信頼処理にも対応する。長期連続稼働をより安定的なものにするため、24時間連続運転と約10年間の長期使用を想定した信頼性設計を行うとともに、コネクタやコンデンサーといった部品レベルまでの検査を行うことで、信頼性を高めているという。
OSはMicrosoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition(64bit)、Microsoft Windows 7 Professional(64bit)をサポートし、最大16GBのメモリを搭載可能とした。また移行性を考慮して従来機でサポートしていたMicrosoft Windows Server 2003 R2 Standard Edition(32bit)、Microsoft Windows XP Professional(32bit)もサポートする。PCI-Express×16(1スロット)、PCI-Express×8(2スロット)、PCI-Express×1(2スロット)をサポート。また、OSのサポート同様、移行性を考慮して従来機でサポートしていたPCIロングサイズ(3スロット)もサポートする。これらのスロット(最大8スロット)により、柔軟なシステム拡張を可能にした。価格はOSタイプごとに異なり、すべてオープン価格となっている。
《冨岡晶》
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