見た目はネットブック――東芝、4万円台半ばのAndroid端末「dynabook AZ/05M」
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同製品は、スマートフォンなど携帯端末に多く採用されているAndroidプラットフォーム(バージョンは2.1)と、NVIDIAのグラフィック統合型プロセッサ「Tegra250」(1GHz/デュアルコア)を組み合わせたAndroid端末。同プラットフォームとプロセッサを採用した端末で世界初として、ネットブック並みの10V型ワイド液晶ディスプレイとキーボードを搭載したクラムシェル型ボディが大きな特長だという。
Androidで標準のweb閲覧/メール機能に対応するほか、Twitter(ツイッター)などに対応した統合コミュニケーションソフト「fring」、音楽や映像、写真を楽しめる「TOSHIBA Media Player」、旺文社の4種類の辞書を手軽に検索できる「デ辞蔵」といった便利なアプリケーションソフトを標準搭載。OfficeのWord/Excel/PowerPoint の閲覧・編集やPDFファイルの閲覧が可能な「Documents To Go Basic Edition」も備えている(閲覧・編集可能なドキュメントはdoc/docx/xls/xlsx/ppt/pptx形式、Documents To Goでは使用できない編集機能もあり)。
また、今回プロセッサに採用した「Tegra250」はグラフィックス、HD動画エンコーダ、HD動画デコーダ、オーディオ処理などを統合したCPU。そのため、同製品に装備するHDMI出力端子でテレビと接続することで、Android端末でありながら、本体の写真や動画、ホームページなどを大画面テレビに表示して楽しむことができる。
おもな仕様として、メモリは512MB固定、液晶ディスプレイの解像度は1,024×600ピクセルでLEDバックライトを採用、キーボードは85キー/キーピッチ19mm/キーストローク1.6mmでタッチパッド付き、ストレージは16GBのフラッシュメモリ(eMMC対応)、無線通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANのほかBluetooth2.1+EDRに対応し、有効画素数130万画素webカメラやモノラルマイク、ステレオスピーカーを内蔵。
インターフェースはHDMI/USB2.0/USB2.0(Mini-B)/マイク/ヘッドホン/ブリッジメディアスロット(SD/SDHC/MMC)など。バッテリの連続駆動時間は約7時間、スタンバイ時が約180時間。本体サイズは幅約262×高さ12~21×奥行き189mm、重さは約870g。
《加藤》
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