「商品・ブランドに親近感を持った」、TwitterがTVCMを上回る ~ IMJM調べ
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企業におけるTwitterの活用状況等を探る「企業取組み動向調査」と生活者のTwitter利用状況を探る「ユーザー利用動向調査」の2本に分けて調査を実施したもの。
企業の取組み動向調査では、まずプロモーションにおいてTwitterを活用しているか尋ねたところ、「活用している」との回答は14%、「活用していないが興味がある」は62%となり、関心の高さが伺える結果となった。活用している理由は話題性(61%)、消費者とのコミュニケーション(48%)があげられた。一方、Twitter活用に興味がないと回答した企業に対し、その理由を尋ねたところ「どの程度効果があるかわからないから」(34%)がもっとも多く、次いで「自社のターゲットと合っていないから」(28%)となった。
どのような方法で活用しているかを尋ねたところ、「商品・サービスなどの情報配信」(70%)がもっとも多く、次いで「サイトの更新内容などの情報配信」(36%)となり、宣伝・PR型として活用されることが多い傾向があきらかになった。さらにプロモーションにおいてTwitter、テレビCMを活用している企業に対し、それぞれのメディアにどのような効果があると思うかを尋ねたところ、Twitterでは「認知拡大」(43%)がもっとも多く、次いで「関心喚起」「WEBサイト誘導」(ともに31%)、「話題露出/バズ効果」(30%)、テレビCMでは「認知拡大」(53%)がもっとも多く、次いで「イメージアップ/ブランディング」(44%)、「購買促進」(32%)となった。「WEBサイト誘導」「話題露出/バズ効果」では、TwitterがテレビCMを上回っており、WEBサイトとの相性の良さ、注目度の高さやクチコミの広まりやすさが評価されていることがわかる。
ユーザーの利用動向調査では、Twitterユーザーの半数以上がほぼ毎日閲覧していること、利用歴が長いほどTwitter上でURLクリック等のアクションを起こしている傾向があることなどがあきらかとなっている。
《冨岡晶》
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