IDCフロンティアのクラウド新基盤の構築に、ヴイエムウェアと日本IBMが協力
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IDCフロンティアでは、日本の市場にマッチした高付加価値サービスを提供するため、ヴイエムウェアのvSphere4と日本IBMの高性能x86サーバおよびストレージを組み合わせた新基盤を構築。これにより、提供できる仮想マシンの数が飛躍的に増加し可用性が向上したとのこと。同時に多様なLinuxディストリビューションへの対応を整備した。
ヴイエムウェアは、本クラウド基盤構築のためクラウドOS「VMware vSphere」およびクラウド構築にかかわるコンサルティングサービスを提供。今後もIDCフロンティアが、VMware製品を利用した企業内クラウドとの連携や、同社が運営するデータセンター複数拠点間での相互連携を実現できるよう支援する。また、SpringSourceやGemStoneをはじめとする各種技術を利用して、PaaS領域においてもクラウド・コンピューティングプラットフォームのよりいっそうの機能充実を図り、「NOAHプラットフォームサービス」の付加価値提供に貢献するとのこと。
日本IBMは、本クラウド基盤構築において、仮想化によるサーバ統合に最適なx86サーバとして「IBM System x3650 M2」およびサーバ仮想化環境に最適な統合ストレージとして「IBM System Storage N3400」を提供。今後は「IBM System x仮想化検証センター」にて、業界最大の3テラ・バイトのメモリを搭載できることで、多数の仮想マシンを稼働できる「第五世代Enterprise X-Architecture(eX5)」に準拠したサーバに、vSphereとvCloudを搭載し、大規模クラウド基盤に最適な最新の技術環境をIDCフロンティアと共同で検証していく予定。
《冨岡晶》
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