夏休み旅行予約は好調~国内は高知、奈良、国外はハワイの人気が目立つ
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楽天トラベルによれば、今夏の国内・海外旅行の送客実績は、前年同期比30.8%増と好調。予約のピークは、7月17日から19日の3連休と8月12日から15日までのお盆時期の2つのピークがあるものの、国内・海外とも分散傾向だという。特に、国内宿泊予約の夏休み期間中の毎週土曜日は、20%以上の伸び率を示しているそうだ。
国内旅行全体(国内宿泊予約・ANA楽パック・レンタカー)の実績は29.1%増で、子供(小学生高学年以下)連れの家族旅行が人気(36.3%増)。宿泊単価も、複数人(2人・3人以上)利用の一人単価が2.8%以上と微増している。また、期間中に2回以上国内旅行に行くユーザーが昨年と比較し22.3%増となっており、節約志向に疲れて、今年の夏は少し贅沢な旅行を好むユーザーが多いと同社では分析している。
人気の旅行先として定番の東京、沖縄、北海道は、今年も上位にランクイン。坂本龍馬のドラマで注目されている高知県は62.2%増、平城遷都1300年祭で題の奈良県は59.2%増と、ゴールデンウィーク以降も注目を集めているのが目立つ。
海外旅行全体(海外宿泊予約・航空券・ダイナミックパッケージ)の実績は51.5%増。上海万博が開催されている中国をはじめ、韓国や台湾、グアムは“安・近・短”で気軽に行ける人気の旅行先として定着している。一方、長距離方面はハワイが265.4%増と人気を集めている。
《関口賢》
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