NTTデータとクオリティ、ITシステムのログ管理ソリューションで協業
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
「Splunk」は、システムが出力するログやエラーメッセージなどあらゆる種類のデータを取り込み、さまざまな検索や分析を可能とするツール。独自の技術により従来のログ管理ツールに比べ、非常に柔軟な検索条件でデータ検索したり、複数システムのデータを横断的に管理したり、また豊富なレポーティング機能の活用により簡易にレポートが作成できる。
一方、PC操作ログ取得ツール「QOH」(Quality Operate Hawkeye)、IT資産管理ツール「QAW/QND Plus」をはじめとするクオリティの情報資産管理製品ラインアップは、情報システム管理者の課題解決ツールとして、操作ログ監視による漏洩抑止機能をはじめ、PCの台数/構成把握から台帳作成、ソフトウェアの遠隔配布、脆弱性監査、内部統制対策、PC電力削減まで幅広い機能を提供している。Splunkをクオリティの情報資産管理製品ラインアップに組み込むことにより、大規模顧客での一元管理や部門管理/マルチカンパニー管理が可能となる。複数ツールのログを一元的に管理できるうえ、レポートビューのカスタマイズが簡単になり、大幅な稼働削減が見込めるとのこと。
Splunkとクオリティ製品ラインアップ連携により、部門管理/マルチカンパニー管理機能、大規模顧客/複数サーバでの一元管理機能、AD/LDAP連携によるアクセス管理機能、Webによる高いアクセシビリティ、ユーザー単位でのレポートビューの容易なカスタマイズ、CALが不要なLinuxプラットフォームが可能となる見込み。NTTデータは、Splunkの国内販に注力し、2010年度末までに、国内のログ管理ソリューション市場32億円の10%の市場獲得を目指す。クオリティは、Splunkを同社製品ラインナップと組み合わせて提供する他、NTTデータからOEMライセンス提供を受けることを通じて、年間30万クライアント10億円の売上を見込んでいる。
《冨岡晶》
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