【教育ITソリューションEXPO(Vol.2)】キータッチによる本人確認でeラーニングのなりすましを発見
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
「キータッチパス」は、パソコンのキーボード入力時の利用者の癖や特徴を、本人確認に利用するサービスで、eラーニング受講時の、利用者のなりすましや、すり替わりを抑止・発見する。
特別な機器は不要でWindows XP/Vista/7が登載されたPCで利用できるため安価での導入が可能、既存のeラーニングシステムに手を加えずに利用可能、受講者は特に意識せずにeラーニングを受講できる、といった特長があるという。
具体的には、300桁(全角150文字)ごとに認証を行い、本人性確認結果(認証レポート)を発行する。あやしいデータが確認された際にも、自動的に受講を中止させるのではなく、レポートを元に、講師等が判定するといった運用を想定しているという。
NTTコミュニケーションズ 金融イノベーションシステム部 ITデザイン&マネジメント部門の大塚謙氏によると、同システムの利用で、なりすましの発見には、ほぼ対応可能という。同社では2010年度中の商用化を目指し、6月より北里大学にて情報科学のeラーニングで実証実験を行っており、8月からは明治大学で図書館司書講習メディア授業(eラーニング)でも実験を行う予定だ。半期・1科目で2,000~3,000円/ユーザー程度の利用料を予定しているという。
《編集部》
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