ヴイエムウェア、VMware vSphere 最新版と仮想化管理製品ポートフォリオを発表
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VMware vSphere 4.1およびvCenter製品群は、プライベートおよびパブリックのクラウド環境を構築するためのソリューション。VMware vSphere 4.1は、拡張性を大幅に向上。ユーザは1つのプールに2倍のコンピューティング リソースを集積できる。VMware vCenter Serverは以前の3倍となる、最大10,000台の仮想マシンを管理できるようになった。最大で25%のパフォーマンス向上を実現し、アプリケーション1つあたりのコストを削減した。仮想マシンの移行速度においても、最大5倍の速度で仮想マシンを移行し、最大8つの同時vMotion処理を実行できるようになった。さらに新しい制御システムが導入され、優先度に基づきストレージ リソースおよびネットワークI/Oリソースを適切に割り当てるようになった。
同時に、動的な仮想化システムの管理を自動化するフル セットのソリューションが同日発表された(国内販売2011年内を予定)。VMware vCenter Configuration Manager(旧EMC Ionix Application Stack Manager およびEMC Ionix Server Configuration Manager)はポリシー ベースのコンプライアンスを実現、VMware vCenter Application Discovery Manager(旧EMC Ionix Application Discovery Manager)はアプリケーションの依存関係を迅速かつ正確にマッピングして、データ センターの移動時間の短縮が可能な製品となる。
なおヴイエムウェア では新たにVMware vCenter管理ソリューションにおける、仮想マシンあたりのライセンス モデルを導入。この新しいモデルでは、物理ハードウェアの数ではなく、管理する仮想マシンの数に応じてライセンス費用が発生するとのこと。現在VMware vSphere 4.1は、複数エディションで提供されており、中堅中小企業向けのソリューション(1CPU当たり約10,000円程度)から、負荷が高い大規模環境向けのフル機能のエンタープライズ エディション(1CPU当たり約436,000円程度 )までが用意されている。VMware vCenter AppSpeed(国内未販売)、VMware vCenter Chargeback、およびVMware vCenter Site Recovery Managerの仮想マシンあたりのライセンス販売は、2010年9月1日より。これ以外のVMware vCenter製品でも、2010年後期および2011年初期から、仮想マシンあたりのライセンス販売が展開される予定。
《冨岡晶》
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