Windows XP SP2、Windows 2000のサポートが終了 ~ セキュリティ各社が警鐘
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対象商品では、セキュリティ更新プログラム サポート、有償/無償サポートなど、各種リクエストなどサポートフェーズごとの提供がすべて終了する。これにはInternet Explorer、Media Player、Outlook ExpressなどのMicrosoftソフトウェアも含まれる。
マイクロソフトは「サポート期間終了後のもっとも大きな影響は、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなること」としており、これらOSを使い続けた場合、セキュリティ上のリスクが高い状態で利用することとなる。
セキュリティ対策会社のG Data Softwareは、「セキュリティパッチをあてなかったり、アップグレードをしない場合、そのユーザーのパソコンは、ネット犯罪者の格好の餌食となります」とし、「XP SP2を使用している方は、SP3をダウンロードしインストールする」「VistaまたはWindows 7にアップグレードする」「他のソフトウェアのアップデートをチェックし、アップデートする」「ウイルス対策もしくはインターネットセキュリティのソフトウェアを性能の高いものに入れ替える」という対策を推奨している。
同じくエフセキュアも注意喚起する文章を公表。「カスタマ・ベースの10%から11.5%が“XP Service Pack 2”を使用している。この数は、企業のマシンが使用されない週末中には低下する。“Windows XP SP3”の数は50%から54%に及んでいる」と影響は軽微という見方もしつつ「遅かれ早かれ問題になる」とし、セキュリティアップデートの適用と、XP Service Pack 3の適用を呼びかけている。
《冨岡晶》
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