日立、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」にハイエンドモデル「BS2000fx」を追加
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「BS2000fx」では、I/Oボードの搭載場所やサーバブレードとの配線などを変更することなく、システム要件にあわせたI/Oボードの各サーバブレードへの割り当てが可能。また、サーバブレードとI/Oボードの割り当てを、GUI(Graphical User Interface)操作で行う「ファブリック・コンソール」により、迅速かつ容易なシステム構築や構成変更を可能とした。またVirtageによる仮想サーバを異なる物理サーバブレードに移動する際、仮想サーバが占有しているI/Oボードを移動先でもそのまま利用できえる。
システム要件にあわせI/Oボードを柔軟に割り当てることが可能なシステム拡張ファブリックでシステムを接続しているため、銀行、証券の勘定系システムや企業、社会インフラなどの基幹システムを周辺システムも含め効率的に集約・統合できる他、プライベートクラウド基盤においてもリソースを柔軟に利用できる。サーバシャーシ最大4台(サーバブレード最大32台)とI/Oボードを増設するI/Oスロット拡張装置最大8台(I/Oボード最大128枚)を、システム要件に応じ自由に組み合わせてシステムを構築可能。
今後日立では、「BS2000fx」について、プライベートクラウド向けソリューションのプラットフォームとして活用していくほか、クラウドサービス拠点であるHarmonious Cloudセンターへの導入も検討中とのこと。また、基幹系システムやクラウドコンピューティングのプラットフォームとして、「BS2000fx」をはじめとした統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」の積極的な提案、導入を推進し、引き続きユーザーシステムの投資対効果の向上を推進するとのこと。「BS2000fx」の価格は税抜520万8,000円~(10月29日提供開始)。
なお同時発売の「BS2000」と「BS2000fx」で利用できる「高性能サーバブレード」では、現行の2倍となる最大4台のサーバブレードでのSMP(Symmetric Multi Processor)接続を可能とした。これにより、最大64コア/8プロセッサー、最大1テラバイトのメモリを搭載するSMPサーバとして利用可能。「高性能サーバブレード」の価格は税抜1,108万円~(8月31日提供開始)。
《冨岡晶》
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