日本ベリサイン、新サービス「VeriSign Trust Seal」の国内提供を開始
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日本ベリサインでは長年にわたり、SSLサーバ証明書(ベリサインセキュアドシール)を提供しているが、「VeriSign Trust Seal」は、マルウェアスキャンやSeal-in-Searchといった、サイトの安全性を高める機能を新たに搭載し、Webユーザーに視覚的にもわかりやすい形で安心感を提供する新サービスとなっている。「VeriSign Trust Seal」は、“個人情報などのやり取りが発生せず、通信の暗号化を必要としないが、Webサイトの訪問者には安心感を与え、サイトのイメージアップをしたい”といったニーズに応えるものとのこと。なお日本ベリサインでは、2010年10月下旬から、すでにベリサインSSLサーバ証明書を利用する企業に「VeriSign Trust Seal」を無償バンドル提供する予定。
「VeriSign Trust Seal」を導入すると、企業は自社のWebサイトの安全性・信頼性が第三者(日本ベリサイン)によって証明されていることを視覚的に表示することができる。組織の実在性を認証し、合格したWebサイトにのみ付与(企業およびドメイン認証)され、VeriSign Trust Sealが貼付されたサイトは、Webサイトに埋め込まれ、フィッシングサイトへ誘導する悪意のあるプログラム(マルウェア)がないか、ベリサインによって1日1回チェックされる。
また、サイトの訪問者はVeriSign Trust Sealをクリックすることで、最新のマルウェアスキャンの結果を確認できる。さらにAVG Technologies社のウイルス対策ソフトウェア(無償版、有償版)のリンクスキャナー機能と連動し、同ソフトがインストールされているクライアントPCから、GoogleあるいはマイクロソフトのBingでネット検索を行うと、VeriSign Trust Sealを導入している企業のURLには、検索結果の横に小さなVeriSign Trust Sealが表示される。
《冨岡晶》
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