マイクロソフト、ショートカット脆弱性に対応するパッチ「MS10-046」を緊急公開
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「ショートカット脆弱性」は、ユーザが意図していなくても、Windowsアイコンを表示させるだけで、特定プログラムを実行させることができる脆弱性。Windows XP以降のほぼすべてのバージョンに存在するが、マイクロソフトからの修正パッチが公開されていない「ゼロデイ脆弱性」だったため、危険度が高く問題視されていた。
マイクロソフトは3日、「2010 年 8 月のセキュリティ情報 (定例外)」を公開、このゼロデイ脆弱性に緊急対応した。あわせて「マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2286198)」を更新し、「MS10-046」としてセキュリティ更新プログラムの提供を開始した。
このセキュリティ更新プログラムは、ショートカットのアイコンの参照の検証を修正することにより、脆弱性を解決するものとのこと。「自動更新」を有効にしている場合、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な操作を行う必要はない。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要がある。
《冨岡晶》
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