日立、新方式のLEDバックライト搭載で高画質・省電力の液晶テレビ「Wooo」
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同シリーズは、地上デジタルチューナーを3基、BS・110度CSデジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基搭載し、500GBのHDDを内蔵した2番組同時録画対応の液晶テレビ。LEDバックライトを装備するが、その方式として新たなスリムブロック型を採用した点が大きな特長となる。
スリムブロック型のLEDバックライトでは、分割した各ブロックごとにバックライトの発光を独立してコントロール。映像の明るい部分の高輝度を維持しつつ、暗い部分をより沈み込ませることでコントラストを高めた。また、独自のアルゴリズムでブロックごとの発行量を微細に調整し、黒の微妙な階調表現を可能にすることで表現力を向上。これに従来からの「インテリジェント・オート高画質2」を組み合わせることで、視聴環境に適した高画質映像を楽しめるという。
ブロックごとに発光量をコントロールすることで、映像の暗い部分の無駄な発光を抑制し、省エネ性能も向上した。L42-ZP05は2009年4月発売の従来品「L42-XP03」よりも約27%、L37-ZP05は同発売の従来品「L37-XP03」よりも約21%、消費電力量を削減。いずれも家電エコポイント制度の対象製品とした。
また、映像信号に合わせてバックライトを部分的に点滅させる「バックライトスキャニング」を採用。これに加え、通常60コマ/秒の映像信号を2倍の120コマ/秒に倍増する「液晶倍増120コマ」機能を搭載することで、液晶特有の「ぼやけ」を低減したという。
そのほかの特長として、500GBのHDDを内蔵し、独自のトランスコード技術「XCodeHD」による「ハイビジョン8倍録画」機能を備えたことで、「TSX8モード時」に約400時間の長時間録画が可能。さらに、カセット式HDD「iVDR-S」対応のiVポケットを備え、録画時に内蔵HDDの容量が不足しても録画容量を増やすことができるほか、ダビング10にも対応する。
デザイン面では、クリア材とメタルという異なる素材を組み合わせることで上質に仕上げ、また、スタンド設置面と画面の間を短くした低重心スタイルを採用した。
液晶の解像度は1,920×1,080ピクセルでフルHDに対応、輝度は500cd/m2、視野角178度の新IPSパネルを採用。10W×2のスピーカーを内蔵。インターフェースはHDMI×4/D4/S2/光デジタル音声/LAN/SDカードスロットなど。付属品はスタンド(組み立て式)/リモコン/転倒防止部品一式など。
L42-ZP05は、スタンド含む本体サイズが幅102.7×高さ69.9×奥行き30.7cm、重さが25.7kg。L37-ZP05は、スタンド含む本体サイズが幅91.6×高さ63.7×奥行き30.7cm、重さが20.8kg。
《加藤》
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