燃料電池向け炭素繊維製の電極材、東邦ナテックスが開発
エンタープライズ
企業
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
パナソニック、モバイル機器用に直接メタノール型燃料電池システムの小型化を実現
-
パナソニック、モバイル性を向上させた小型直接メタノール型燃料電池システムを開発

携帯機器や定置型電源、燃料電池自動車など、燃料電池が注目されている。この燃料電池の電極には、構成部材としてGDL基材が必要だが、性能として充分な導電性や排水性が求められることから、炭素繊維を使用したシート状基材が一般的に使用されている。しかし、従来使用されてきた炭素繊維シートには、柔軟性が乏しく、高速でのロール・トゥ・ロールなどの加工に適していないことや、接触抵抗が大きく、充分な発電性能を持たないなどの課題があった。
今回開発したGDL基材は、樹脂などを使用しない織物構造となっていることから、従来のペーパータイプに比べて柔軟性があり、高い強度を持ち、高速でのロール・トゥ・ロール加工が可能。また、織物構造であることから、排水性層向上させることができ、より高出力で燃料電池が使用できるほか、織物の表面を均一化することで、接触抵抗の低いGDL基材が実現、発電性能の向上に貢献できる。
同社では厚さの異なる2タイプのGDL基材を市場投入する予定で、2015年には10億円の売上げを見込んでいる。
《編集部@レスポンス》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
パナソニック、モバイル機器用に直接メタノール型燃料電池システムの小型化を実現
ブロードバンド -
パナソニック、モバイル性を向上させた小型直接メタノール型燃料電池システムを開発
IT・デジタル -
シャープ、ダイレクトメタノール型燃料電池において世界最高の出力密度を達成〜モバイル機器向け燃料電池の実用化前進へ
エンタープライズ -
一眼レフカメラや水素燃料電池自動車など豪華賞品プレゼント〜ShowTimeでハッピーXmas!
エンタメ -
日立マクセル、寿命2倍の燃料電池を開発——4,000時間を越える運転が可能に
IT・デジタル -
【FC EXPO 2007】燃料電池バイク! 航続距離160km
IT・デジタル -
【FC EXPO 2007】燃料電池ゴジラ 現る!
IT・デジタル