キヤノン、世界初をうたう光学35倍ズーム搭載のレンズ一体型デジタルカメラ
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
同製品は、2009年8月発売の「PowerShot SX20 IS」の後継機で、超ロングとなる光学35倍ズームを搭載。この35倍ズームレンズ搭載は、2010年9月8日時点で、レンズ一体型のデジタルカメラとしては世界初をうたう。
高倍率の望遠領域において発生しやすい色収差を補正する「Hi-UD(Hi-index UD)」レンズとUDレンズを採用。また高精度な手ブレ検出機能を備え、約8,000回/秒の信号処理によって、シャッタースピード換算で最大約4.5段分の手ブレ補正効果を実現したという。
「USM(Ultra Sonic Motor)」による高速で静かなズーミングと、「VCM(Voice Coil Motor)」による高精度なフォーカス制御を両立。動画撮影は1,280×720ピクセルのHD動画(30コマ/秒、保存形式はMOV)まで対応し、静止画撮影中でも素早く動画撮影切り替えが行なえる「ムービーボタン」を装備した。そのほか、歩行撮影時の手ブレを抑制する光学手ブレ補正機能や、ジオラマ風動画撮影機能、撮影シーンを判別して最適な設定と画像処理を自動で行なう「こだわりムービー」機能などを設けた。
撮像素子は総画素数約1,450万画素1/2.3型CCDセンサーで、有効画素数は約1,410万画素。F値はF2.7~F5.8。液晶は2.7型で、撮影の自由度が高いバリアングル式を採用した。静止画保存形式はJPEG、外部対応メディアはSD/SDHC/SDXC/MMC。インターフェースはAV/USB2.0/HDMIミニ。本体サイズは幅122.9×高さ92.4×奥行き107.7mm、重さは約601g(バッテリ、メモリーカード含む)。
《小口》
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