EMCジャパン、仮想化環境を効率化するユニファイド・ストレージの新ハードウェアと新機能を発表
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新価格のフラッシュ・ドライブとして、標準価格ベースで最大30%のコスト削減となる、100GBと200GBのEFD(エンタープライズ・フラッシュ・ドライブ)を採用。また自動階層化「EMC FAST(Fully Automated Storage Tiering)」、EFDをキャッシュとして利用する「FAST Cache(ファスト・キャッシュ)」「ブロック・データ圧縮機能」の3つの新機能によって、仮想化環境、統合に求められるストレージの効率化を実現した。「FAST Cache」は新しいパフォーマンスの適応技術により、アプリケーションの起動を自動かつ従来の2倍の速さで実施可能。「ブロック・データ圧縮機能」ではストレージ容量を最大50%まで削減可能にするという。
これらの新ハードと新技術を、ネットワーク・ストレージ「EMC CLARiX」やユニファイド・ストレージ・システム「EMC Celerra」において採用する。これにより、最大30%のTCO(総所有コスト)の改善のほか、非活性データによるストレージの消費量を最大50%改善、OracleうあMicrosoft SQLサーバ環境のパフォーマンスを2倍に向上、VMware Viewのレスポンス・タイムが80%以上改善することが見込めるという。
また使い勝手をさらに改善したストレージ管理ツール「EMC Unisphere(ユニスフィア)」、VMwareの管理ツールである「vCenter」からストレージ管理を実現するプラグイン、APIレベルでVMwareと連携する「VAAI(vStorage APIs for Array Integration)」の搭載により、仮想化および物理環境におけるストレージ管理をさらに改善した。
価格は「CLARiX CX4-120」「Celerra NS-120」がいずれも最小構成366万円(税込み)から。本日発表の新機能と新ハードウェアは、EMCジャパンおよびEMCジャパンのVelocityパートナーから提供される。なお「FCoE(Fibre Channel over Ethernet)」は2010年第4四半期(10月~12月)より提供を開始する。
《冨岡晶》
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